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曲長のムダ話online2

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24耐始末 ~昇華之段~ 

【前回までのあらすじ】
めくるめく激闘の最中、当方の眼前を暗黒が支配した。
バネ、轟沈!!
眼に「弾幕」の輝きを。耳に「砲声」のささやきを。
超弩級サバゲジャンキーの祭典、SPLASH24耐、いよいよ終結!


ランランランララランランラン・・・・
聞こえる。どこからだろうか。
4歳
「取ってぇ!! あのビッグワンガム取ってぇ!!」
「うるさい! 欲しかったら自分で取れ!!」
小5
「コルトパイソン欲しいんですけど」
「親と一緒に来ないと売ってあげられないよ」
高2
「このエアガンいくらしたん?」
「4万」
23歳
「サバゲのチーム作ろうか」
「いいねぇ」
先週
「仕事とサバゲとどっちが大事なんですか?」
「サバゲ」
あぁ、そうか。そういうことなんだな。
暗闇だが、迷わなかった。
確固たる次の一歩を踏み出すに必要な道標は既に握り締めていた。
それが、僕の「原点」だ。

飛び起きる当方。
と、膝下を奪われたかの感覚にバランスを崩した。
「あ、起きた起きた」
「生きてたんだ」
「さっき、写真撮られてたよ」
自分なりに、けっこーヤバいぶっ倒れ方をしただけに
ちったぁ心配せんかい~!とも思ったが、まあいいや。><

前線は、変わらずフィールド中央から若干ゲリラ本陣寄りの位置であった。
戦闘終了間際。ここから大々的にラインが動くことはもう無いであろう。
やがて、ゲリラ兵によるバンザイ突撃が始まった。
「ゲーム終了30分前ーー!!」
中央バンカー近く、ブッシュ内からの撃ち下ろし。
くぼ地に飛び込むゲリラ、小屋に取り付くゲリラ、斜面を駆け下りるゲリラを捉え続けた。
敵意に非ず。それぞれの勝利が相容れないものであったとはいえ、
共に同じフィールドで戦い合った者にそんな感情は沸くはずもない。
撃鉄を落としたのは、紛れもない「敬意」であった。
終了5分前、当方の弾は尽きた。


サバゲではない。
本陣に向かう林道の途上で、当方は一人、そんな事を考えた。
カウントダウンが聞こえる。
「・・5・・・4・・・3・・・2・・・1・・・0!!!」
炸裂音と同時に、地鳴りのような歓声が沸きあがった。
サバゲではない。
なぜ今、自分がここでこうしているのかを説明するなら、
そこにサバゲがあるからではなかった。
「お疲れーー!!」
「大将お疲れ!!」
幾多の戦友達と肩を叩き合い、握手を交わす。
サバゲではない。
例えば、これが釣りであろうと、パチンコだろうと、草野球だろうと、
何であろうと当方には構わなかった。
閉会式、即日結果が発表され、我が多国籍軍(連合軍)が
念願の初勝利を収めた。
「次は巻き返してやるぞ~」 byゲリラ大将
「家に帰るまでが耐久です!!」 byフィールドマスター
「ハイサイ!ハイサイ!」 by景品獲得者ほか参加者一同
サバゲではない。
夕暮れの中、一人また一人とフィールドを後にする。
「またやりましょう!」
この言葉が、何の違和感も無く胸中に染み込んだ。
サバゲではない。
だが、当方はサバゲが好きである。
何故か?


「じゃあ片付けしようか」
空を染める蒼から朱へのグラデーションに、一陣の風が漢たちの間を吹き抜けた。


問いには、こう答えよう。
「この素晴らしき野郎共と当方を繋いでいるのが、サバゲというアソビだからだ。」と。

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